銅めっき
特徴
銅めっきは、プラスチック上への下地めっきからプリント配線板へのめっきまで幅広い用途があります。強酸性の硫酸銅めっき浴からアルカリ性のシアン化銅浴、中性に近い浴ではピロリン酸銅浴があり、弊社では、硫酸銅めっき浴を採用しております。
硫酸銅めっき浴はめっき浴中で最もレベリング作用が優れています。レベリング作用とは簡単に説明すると、表面を平滑化する能力のことであり添加剤の影響で平面部は銅析出が阻害されやすく凹部に銅が析出し結果として平滑になるという仕組みです。
弊社では、装飾性、耐食性向上のため主にマフラーなどのニッケルクロムめっきの下地に銅めっきを施行しております。