ニッケルめっき
特徴
ニッケルめっきは1830年代に開発された古いめっきであり、日本でも1892年(明治25年)最初に行われたと言われています。初期には無光沢ニッケルめっきしかなく、研磨して装飾的な用途として使われていましたが、1950年代に光沢剤の開発により光沢ニッケルめっきが主流になり飛躍的に使用量が増えていきました。
現在は、各種の下地めっきとして装飾的な用途にも電子部品などの機能的な用途にも多く用いられている主要なめっきです。
ニッケルめっき皮膜は表面に強い酸化膜を作り、それ以上は酸素と反応しないので常温で非常に安定いたします。処理コストも比較的安く済み納期も早いです。
弊社では、ニッケルの下地に銅めっきを採用し抜群の装飾性はもちろんのこと、耐食性、導電性の良い金属皮膜を形成いたします。