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無電解ニッケルめっき

無電解ニッケルめっき

 

 

特徴

  無電解ニッケルめっきは年々増加の傾向をたどり年率5%以上の伸びを示しています。無電解ニッケルめっきが多く用いられるようになってきた主な理由は、電気めっきと異なり、電流分布の影響がないので複雑な形状の製品に均一にめっきすることができるのです。

 さらに、非伝導性の素材であるプラスチック、セラミックスから各種の金属素材まで、幅広い素材にめっきできることも利点のひとつです。

 また、無電解ニッケルは皮膜硬度が約550Hv、熱処理をすることによって約850Hvまで硬度が上がるので耐摩耗性を必要とする製品にも多くめっきされています。

 

 電気めっきのように多量な設備が不要ですので、極端に長いシャフトや複雑な形状の製品にもそれらに合わせためっき槽を準備し早急に対応いたします。

 また、弊社では無電解ニッケルボロン、無電解ニッケルPTFE(テフロン)というめっきも取り扱っております。

 無電解ニッケルボロンの特徴は、析出皮膜の融点が約1350℃で耐熱性に優れていること、硬度は約800Hv、熱処理により約1000Hvと硬質クロムに匹敵する硬度になります。析出皮膜は不動態化しにくいため長期保存後もはんだ付け性は低下しません。

 無電解ニッケルPTFE(テフロン)の特徴は、低荷重下での耐摩耗性、摺動性、非粘着性などが優れています。弊社では、テフロンめっき後に熱処理を施行しテフロンの特性を最大限に高めます。とにかく摺動性抜群でツルツルに滑ります。