金めっき
私が入社する前に施行したものになので用途がよくわからないのですが、とりあえずご覧ください。
この製品の穴の中だけに金メッキだそうです・・・
母材はインコネルという謎の合金です。
今調べたら、ステンレスの高級なやつって感じです(笑)
まず、マスキング➡ストライクニッケル➡光沢ニッケルの工程は写真が無いためはぶきます。
たぶん、マスキングと治具製作に相当時間がかかったのではないかと思われます。
僕はしたくないやつです(笑)
さて、ニッケル工程が終わり、金めっきしている写真です。
液量がギリギリですね。てか金メッキの液ってめちゃくちゃ高いんですよ・・・
この液量で数百万円ぐらいかかってるはず・・・
このまえも液分析してもらったのですが、金が減っていたので補給したのですが、このときは100万弱ぐらいかかりました。
弊社の金めっきはよく高いと言われておりますが仕方ないのです(笑)
本物の24金が付与されるのですから高いはずです。
ちなみに、私はこの業界で働くまでは金めっきって金の偽物みたいなものをくっつける程度だと思っていたので、最初は衝撃的だったのを覚えています。
話が脱線しましたが、こちらの写真が金めっき直後の写真です。
マスキングに苦労しただろうなというのがすごく伝わってきます(笑)
マスキングを取りはずして完成です。
用途は不明ですが、何か金の特性を活かすのではないかと思われます。
このような特殊な金めっきもやってますよー
私は、装飾目的の金めっきしかしたくないです(笑)
これなら硬質クロムの方がまだ簡単かも・・・